11月
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西川津のとある会館のリノベーション
カテゴリー: 所員日報
リノベーションという言葉を使うと何処か体がむず痒くなってきて、語尾に(笑)って付けたくなる秋まっさかりどうもこんばんは。
少し前、何処の誰だったか忘れましたが、「最近中古住宅のリノベーション流行ってますもんね!」って得意気に言ってる人がいて、それを言うならリフォームだろ、と心の中で突っ込みを入れていました。
しかしながら、リノベーションという言葉に対する自分の解釈は本当に合っているのだろうか、と若干の不安を覚えました。
例えば古いオフィスビルを賃貸マンションに改修する←これ、リノベーション
古い個人住宅を店舗に改修する←これ、リノベーション
というように、従来の用途から新しい用途に改修変更する事がリノベーションの意味であると解釈していました。
だから、中古住宅購入して改修して住むんだったらそれはリフォームだろ、と思っていたわけです。
で、サクッと調べてみました。
それっぽい事が沢山出てきましたが、国交省の定義によると、
・リノベーション=新築時の目論見とは違う次元に改修する(改修)
・リフォーム=新築時の目論みに近づく様に復元する(修繕)
らしいです。国交省のサイトから見つけられなかったのが残念ですが、そういう事らしいです。
そうなると、広い意味に於いては、古い住宅を新築時の目論見とは違う次元の住宅に改修すれば、リフォームではなく、リノベーションとも取れるなあと思ったわけです。まあ、だから何だって話なんですが、リノベーションって言葉は何処かむず痒いって事です。リノベーション(笑)
- 解体1
- 解体2
- 解体3
前置きはこれ位にして、西川津のとある会館の改修工事が始まりました。会館として利用していた建物をオフィス兼パン教室が行える建物に改修するのが目的です。平屋の建物ですが、2階建て並の高さがある為、その空間を有効利用する予定にしています。普段住宅の設計ばかりしている弊社ですが、時折こういう仕事があるととても新鮮で楽しいですね。
今後、完成が楽しみな物件です。
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