(有)峯建築設計事務所
Mine Architects & Associates.
島根県松江市を中心に木造住宅設計を主に手掛けています。子供が健やか育つ空間作りを第一に、健康で快適な木造住空間の創造をご提案します。

グループホーム「ゆめの丘」がしっぽりと完成しまして、
去る12月10日、11日に完成見学会を行いました。
主に美保関周辺の方々、というよりむしろ近所のおじじおばばに沢山お越し頂きましたw
本当にありがとうございます。

皆さん口々に、
「近い内にお世話になるけんね~」
と言っておられ、確かに!と内心思いながらも、認知症高齢者の介護は社会問題でもありますから、こうした田舎に施設が出来る事はある意味では心強いのかも知れないと思いました。

さて、グループホーム「ゆめの丘」の概要についてざっと説明します。

 ・木造平屋の672㎡。
 ・9室の2ユニットで18名の定員。
 ・島根県導入初の機械浴槽を完備(メトス社)。
 ・月額10万円未満の低い利用料金(市内最安)。
  (要介護度に寄って金額は変わります)
 ・全館無垢材(桧)を利用した床。

そして、高齢者専用賃貸住宅の基準をベースにしていますので、従来のグループホームより一回り大きいスペースを確保しています。
見学はいつでも出来ますので、是非お問い合わせください。

問い合わせ先
グループホーム「ゆめの丘」
島根県松江市美保関町北浦624-1
TEL 0852-75-0160
までお願いします。

こんなに寒いと外に出たくなくなりますが。。
最近の現場にてです。。

トップライト

トップライト②

トップライトがつきました。
既存の瓦をガラス瓦に変えています。
これでだいぶ明るくなりました。

遮音シート

内壁のボードを大工さんが張っておられます。
バンド練習にも使用するため、遮音シートを張り、空気層がありその上にまた壁がきます。
なかなか手間がかかりますわぁ(汗)と監督さんがつぶやいておられました。

窓

外に面した開口部も、サッシの内側に木製建具がくる予定です。

全体

完成が楽しみです。
ではまた更新します。

リノベーションという言葉を使うと何処か体がむず痒くなってきて、語尾に(笑)って付けたくなる秋まっさかりどうもこんばんは。

少し前、何処の誰だったか忘れましたが、「最近中古住宅のリノベーション流行ってますもんね!」って得意気に言ってる人がいて、それを言うならリフォームだろ、と心の中で突っ込みを入れていました。

しかしながら、リノベーションという言葉に対する自分の解釈は本当に合っているのだろうか、と若干の不安を覚えました。

例えば古いオフィスビルを賃貸マンションに改修する←これ、リノベーション
古い個人住宅を店舗に改修する←これ、リノベーション

というように、従来の用途から新しい用途に改修変更する事がリノベーションの意味であると解釈していました。
だから、中古住宅購入して改修して住むんだったらそれはリフォームだろ、と思っていたわけです。

で、サクッと調べてみました。
それっぽい事が沢山出てきましたが、国交省の定義によると、

・リノベーション=新築時の目論見とは違う次元に改修する(改修)

・リフォーム=新築時の目論みに近づく様に復元する(修繕)

らしいです。国交省のサイトから見つけられなかったのが残念ですが、そういう事らしいです。
そうなると、広い意味に於いては、古い住宅を新築時の目論見とは違う次元の住宅に改修すれば、リフォームではなく、リノベーションとも取れるなあと思ったわけです。まあ、だから何だって話なんですが、リノベーションって言葉は何処かむず痒いって事です。リノベーション(笑)

前置きはこれ位にして、西川津のとある会館の改修工事が始まりました。会館として利用していた建物をオフィス兼パン教室が行える建物に改修するのが目的です。平屋の建物ですが、2階建て並の高さがある為、その空間を有効利用する予定にしています。普段住宅の設計ばかりしている弊社ですが、時折こういう仕事があるととても新鮮で楽しいですね。

今後、完成が楽しみな物件です。

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